冬の撮影で身につけているギア類(前編)

まえがき

去年末から2月にかけて積雪のあるフィールドに出て遊んだので、どういう感じの格好で出ていったかを残しておく。次のシーズン絶対忘れてるだろうし・・・。

外気温は0℃(日中)〜-15℃(夜、明け方)、風速最大10m/sくらいの場所で、運動量は多くて片道30〜1時間くらいの距離のスノーハイク。だらだら写真を撮りながら長時間活動する時の装備になります。

面倒でウェアの写真撮ってないけどそれはおいおい。

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  • まえがき
  • 上半身
    • ベースレイヤー(アンダーウェア)
      • モンベル ジオライン クールメッシュ Tシャツ
      • モンベル スーパーメリノウール M.W. ラウンドネックシャツ
    • ミドルレイヤー
      • フリース
      • ダウンジャケット、化繊インサレーション
    • アウターレイヤー
      • ソフトシェル
      • ハードシェル
  • 下半身
    • ベースレイヤー(アンダーウェア)
      • インナータイツ
    • ミドルレイヤー
    • アウターレイヤー
  • 次のエントリーに続く。
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コミケの話(過去形)

コミケ終わったあとにコミケの告知するオタクで大変申し訳無い・・・

新刊 "UN/MAGIC the another episode A : The sea of semantics"を頒布しておりました。当日来てくださった方、本当にありがとうございます。 基本告知はタイトルの後半部分だけでやっていましたが、(主催の心の中では)続きものの写真集です。とはいえもともとストーリー要素薄いので最初から読まなくても良い親切設計。

当日持ち込んだ分はほとんど売り切ってしまって手元に数冊しかないので、ちょっと刷り直して通販&次回イベントに持っていってもいいかなと思っています。

こちらサンプル・・・(今更)

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次回は "UN/MAGIC over days, Distant sky; Diminishing light : 虚空、昏い光"(仮) です。次回で季節が一巡する(内容的に)と思うので、一旦終わりです。また同人ソフトに戻って技術畑に戻るか、別テーマで写真集を作り続けるのかはあんまり決めてません。

幕間にポエム書いてるんですけど、これどう風呂敷をたたむか全然考えてねえな・・・。多分春が来ると良いと思うんだよな、春が来ると終わりっぽい。

2018年買ってよかったもの(カメラ、登山ウェア編)

カメラ

FUJIFILM X100F

fujifilm.jp

それなりに大きなセンサーで軽いカメラが使いたかったので購入。スナップ撮るようになるかと思いきやあまりならず、仕事で展示会や講演に参加した際の記録用に使いまくっている。スペック上は35mm相当の単焦点ですが、報告書などに写真を載せる際は大きくてもFHDくらいの解像度しか使わないので、トリミング込みで実質60mmか70mmくらいまでのズームの感覚で使える。センサーがそこそこでかいので、あまり高感度を使わずにきれいな絵が出せるのも良い。 普段使いではフィルムシミュレーションブラケットがなかなか楽しいですね。

Breakthrough X4 C-PL & Dark C-PL ND64 & マグネットフィルターホルター

X4 CPLbreakthrough.photography

Breakthrough Photographyは日本ではあまり知られていませんが、風景写真をやる界隈のなかでは割と有名なフィルターメーカーです。PLフィルターに関して言えば、他社のフィルターと比べて色被り/色シフト(Color tinting)が非常に少ない点や減光(Vignetting)が非常に少ない点が優れていると謳っています。これは実際そうで、フィルター着脱前後でほぼ同じ色、ほぼ同じ露出で撮影ができます。 Dark C-PLはPLフィルターとNDが1枚になった製品で、水辺&岩場の撮影などで反射やコントラストを調整しながら減光もしたいときに使います。フィルター1枚分の厚みなので、広角で使ってもケラレづらいのがメリット。こちらも色被りや色シフトがあるようには感じられません。 Breakthroughのフィルターには、通常のねじ切りがついていて前玉に直接はめ込むタイプと、専用のホルダーに磁石で装着するタイプの2つがあります。マグネットの方がサクサク取り外しができるのでマグネット版を購入して使ってます。

Leofoto LS-284C

widetrade.jp

eBayで2万円くらいで購入。 最近は代理店がついて、メーカーが各所に金やサンプルをばらまいたため(推測)なのか、急に市民権を得てきたLeofotoの三脚。 型番にLSと付くレンジャーシリーズは、センターポールの取り外し可能またはそもそも無い(ジッツオのシステマティックに近い)点が特徴。この仕様のおかげでローアン撮影ができるのと、パイプ径が小さいモデルは、ジッツオで言うセンターディスクも小さくなるので、畳んだときにかなり細くなるのもGood。脚を全部伸ばしても大三元くらいまでなら不安もないです。 パイプ径や段数の横展開縦展開が非常に多彩なのも良く、パイプ径36mm2段のLS-362C、全伸長約70cmで3段のLS-253Cなど面白い製品が多いです。

F-stop AJNA & small ICU

Ajna || f-stop

最近はヨドバシカメラでも扱うようになったので試着とかしやすくなりましたね。 最初はAJNAとMedium ICUのセットを中古で3万円くらいで購入。Medium ICUはでかすぎてICU以外なにも入らなくなってしまうので、Small ICUを買い直しました。 Small ICUだと、カメラ+2470、1635、ストロボ、フィルター類ちょうど収まり、ICU以外の部分に日帰り or 山小屋泊程度の荷物が入ってちょうど良いです。バッグの外側にベルトがたくさんついてるので、三脚やドール用品などは外にくくりつけている。

ウェア

Atom LT

https://arcteryx.com/jp/jp/shop/mens/atom-lt-hoody

アウトレットで20000円くらいで購入 11月くらいまでは保温着、そこから先はミドルレイヤー&運動量が多いときのアウターとして使っていた。内側に着込まなくてもきれいに着れるのと、袖口がストレッチになっていて風が吹き込みにくいのが非常に良い。 外気温が-10℃を切ったらもっと分厚いのに切り替えないと中間着でもきついかもしれないなと思いつつ二着目購入を検討中

Zeta LT

https://arcteryx.com/us/jp/shop/mens/zeta-lt-jacket

中古で18000円くらいで購入。BetaとZetaで違うのは丈と生地だと思うが、ZetaはGORETEX C-KNITを使っているのでゴア特有のバリバリ感が薄く動きやすい。アークのハードシェルはSL、ARと持っていてLTは初めて買ったんだけど、真冬の東京のビル風や海風をしのぐならLTで十分良さそう。コミケの外列はこれで余裕でした。 これを買った以降、SLは夏場にかばんに入れておくくらいしか使いみちがなくなってしまった・・・。 製品によるが、LTまではベンチレーションがないものが多いので、ガッツリ汗をかく登山で使うのは厳しそう。

2018年はアークのウェアをひたすら買い増してた気がするけど、これは1シーズンで製品ディスコンにしたりすることあまりないのと、海外の登山具メーカーの中ではWebサイトが一番まともだからですかね。象さんのロゴのブランドとか特にひどい気がするけど、1シーズンでディスコンにされるとレビューも溜まらないし、ユーザーとしては最悪としか言いようがない。

夏コミ

夏コミ、出ます。前回のコミケから、同人ソフトからは一旦足を洗って、オリジナル雑貨で出しています。

とりあえずTwitterでの告知ツイートを貼ってみる。

サンプルがてら、モックアップのPSDを使ってこんなのを作ってみたり。 本文そのままのサンプルを載せるかはわりと悩むんだよね、本文のデザインをがっちりやれるところまでまだできていないので。

今回は色々もりもりな仕様で作ったので、1冊あたりの印刷代がすごい値段になった(震え)

まあその分PP貼りしてないコート紙とか比べて、紙の手触りとかはけっこう良いと思います。

Starry Landscape Stackerによるノイズ低減具合を感覚的に見る

前回の記事の続きですが、Starry Landscape Stackerによるノイズ低減にどのくらい効果があるのか見ていこうかと。
その前にMathJaxのテストをします。

加算合成で輝度ノイズが低減できる理由ですが、輝度ノイズは位置についてランダムであるためです。
具体的には、輝度の観測値をピクセル座標の関数\(\overline{H}\left(x,y\right)\)は、真の観測値を\( H\left(x,y\right)\)、ノイズの分布を\(N\left(x,y\right)\)として、超単純化すると、以下のように表しても良いでしょう。
$$
\overline {H}\left( x,y\right) =H\left( x,y\right) +N\left(x,y\right)
$$
さて、これを\(M\in\mathbb{N})\)枚加算することを考えます。加算合成では輝度値の和をとって最終的な絵を作るので、それぞれの写真の輝度を\( 1/M \)に薄めます。
また、それぞれの観測は基本的には異なるものとして考えます。
$$
\overline {H}\left( x,y\right) =1/M\sum H_{i}\left( x,y\right) +1/M\sum N_{i}\left(x,y\right)
$$
ここで、露光条件が一切変わらない場合には、\(H_{i}\left( x,y\right)\) はすべて同じだと考えることができます。
一方でノイズの発生および強度はある確率分布に従うので、1回目の観測ではノイズが観測されなくても2回目と3回目には観測され、・・・M回目では観測されないということが起こります。仮に\(m < M\in\mathbb{N}\)なる枚数だけノイズが観測されたとすると、
$$
\overline {H}\left( x,y\right) = H\left( x,y\right) +m/M * N\left(x,y\right)
$$
と変形することができ、まあまあノイズの量が減ることがわかります。より一般的に言えば、位置と強度に対してある分布に従うランダム性があるということは、十分な枚数を撮った場合には、ノイズ強度の分布の平均値にノイズの発生確率をかけたものが加算合成によって得られるノイズ量となるでしょう。

まあここまでの話はMathJaxのテストをしたかっただけなのでどうでも良く、実際にStarry Landscape Stackerからの出力でどのくらいノイズ感を低減できるのか、感覚的に見たいと思います。

以下の写真はいずれもα7RIII, ISO3200, SS20秒 で撮影しています。Lightroomで等倍表示したものをスクリーンショットを撮ってみました。

16枚合成 VS RAW
明らかに16枚合成の方がざらつき感は減っています。等倍表示ではほぼ感じられません
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8枚合成 VS RAW
加算する枚数を減らしてどうなるかを見てみます。RAWに比べると画像のざらつき感は減っています。
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8枚合成 VS 16枚合成
次は枚数違いで比較してみます。8枚合成の方はすこしざらついているような気がします。
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レビューとしてはかなりアレですが、8枚にした時点で筆者的にはこれ以上やる意味ないなって感じだったのでこれ以上はやりません。
まとめると、ISO3200くらいのノイズ量であれば、16枚くらい撮っておくのが良いのかもしれません。時間がなければ8枚でもOKという感じでしょうか。これは後処理で何をやりたいかに依存します。さらに感度を1段上げた場合は、加算枚数を増やすべきだと思うのですが、ISO不変性があるからISO上げる意味ないとか面倒な話があるっぽいので、まず感度を上げる意味があるかから議論した方が良いでしょう。

星空ポートレート完全にマスターした(マスターしたとは言ってない)

こういう写真を頑張って撮っていきたい人生。

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星景撮影をやってる人が近くに居るところでストロボを光らせるのはやめましょう。

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微妙に失敗した写真を現像で直すやつ

早朝のような遠景と近景で明度差が非常に大きい時間帯では、露出の設定を失敗したまま撮影した後プレビューを見ずに次の撮影に入るみたいなことがあります。これをやると帰った後ににゃーんといった感じになることが割とよくあるので、おうちに帰った後割と頑張って直す羽目になります。

とりあえず最終的には左の絵が右の絵になるといいなという感じでやっていきます。
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